先輩の声

FILE NO. 04 2014年入社 DX事業推進本部 柳谷 達郎さん

既存の枠に収まらずに常に変化し続けている会社

私が住んでいる地域には学習塾がいくつかありました。その中からあすなろ学院を選んだ理由は、私自身が中学3年間塾生として通っていたからというものです。自らが人生最初といってもいい成功体験を得られた場で、恩返しをしたいという気持ちもありました。当時お世話になった先生方とはお会いできませんでしたが、あすなろ学院のブランドを守り継ぐ使命感を持って入社しました。
会社には、社員一人ひとりが自身の個性を発揮し、会社全体でそれを後押しする雰囲気があります。新しいこと・新しいものに対しての意識が強く、既存の枠に収まらずに常に変化し続けている会社だと思います。
業務は制作を担当しています。主に集客のためのチラシやパンフレット、校舎に貼り出すポスターなどの印刷物、授業やイベント、広報活動に使用する動画を作っています。

Q&A

仕事のやりがいは?
塾講師というと「指導している生徒の成績が上がった」「志望校に合格してくれた」「人に感謝された」などの経験を得られたときにやりがいを感じる人が多いと思うので、あえて私は別な路線で答えます。
子どもたちだけではなく、自分自身の成長を実感できたときに私はやりがいを感じます。社員である以前に一人の人間である以上、自身の能力をどこまで高められるかが人生の目標になります。仕事を通じて誰よりも自分の成長にワクワクできることが最大のやりがいなのではないでしょうか。
成功談・失敗談はありますか?
成功経験はやはり講師職の頃の印象が強いです。指導していた生徒が志望校に合格してくれたときの喜びは忘れられません。一方で失敗経験は制作関係の方が強く残っています。チラシに誤植が残っていたり、締切に間に合わず周囲に迷惑をかけてしまったことがあります。
これらの失敗から、個人の業務スケジュールを入念に立てることの重要性や、チーム内でお互いのミスを補うことの必要性を学びました。同様の失敗を繰り返さないように個人・組織で創意工夫を重ねています。
今後のキャリアは?
社内での制作業務は積極的に売上を作り出すことができません。外注していたものを自社で作ることで経費を削減したり、広報物に付加価値をつけたりすることが限界です。今後の展望として考えられることは、広告収入を得たり、社外からの制作を受注できるようになったりすることです。
休日の過ごし方は?
無駄な時間を過ごしているように思えてしまう休日も、精神を保つ上では重要な役割を果たしているかもしれません。仕事にはならないと思っている趣味が、どこかで役に立つことだってあります。肉体的にも精神的にも逃げ道になれるような余白があることで、日々の生きやすさはぐっと変わってくるものです。
デザインを勉強するなかで、よく目にする言葉があります。「余白はできるものではなく作るもの」という言葉です。要素を詰め込もうと躍起になると、余白は作れません。かといって、不自然に空いた空間は不安定さを招きます。意図的に作られた余白を適切に配置できたときに、美しく洗練されたデザインになるということです。つまり、人生もデザインと同じということです。
学生へのメッセージ
私が学研スタディエに勤め続けている最大の理由は、楽しさを感じられるからです。この「楽しさ」は、ゲラゲラと笑える楽しさでもなく、知的好奇心をくすぐる楽しさでもない、形容しがたい感情です。
例えるなら、サーフボードで日々押し寄せる変化という波に乗っている状態です。沖に出ずに浜辺からただただ海を眺めていることもできますが、それでは全く楽しくありません。波に飲まれる恐怖心を捨て、せっかくなら楽しんでしまおうと思う気持ちが日々の原動力になっている気がします。毎日に変化と彩りを求める方にとって学研スタディエは良い刺激を与えてくれるでしょう。